スポーツで地方創生を~「亀岡モデル」構築への挑戦はじまる

はじめまして。今週より京都府亀岡市に引っ越してきました安田です。

亀岡に引っ越してきたのを機に、ブログを立ち上げてみました。

亀岡市に2020年に完成したサンガスタジアム by KYOCERAの様子や、その亀岡市の魅力、観光スポットについて紹介していきたいと思っています。

ぼくが亀岡に引っ越した理由

まずはなぜ、亀岡市に引っ越すことにしたかを話したいと思います。

きっかけは仕事の関係から、この亀岡とのご縁が深くなりそうだから、というのが一番です。

2019年7月、ぼくは独立をし、フリーに仕事を請け負うスタイルでの働き方を選んでみました。おかげさまでいくつかのご縁もあり、京都と東京でお仕事をする機会に恵まれ、約3年弱住んでいた京都市内を拠点にしつつも、京都と東京を毎週のように新幹線で往復する日々を送っていました。

週の半分を東京で仕事をしていて、そのたびに着替えなどをカバンに詰め、ホテルを探し転々と滞在場所を変える生活をしていました。

ただホテル探しの苦労や、毎回毎回、拠点が変わるのに対してストレスを感じていました。そんな苦労した経験から、夏くらいには東京(正確には横浜のはずれ)でも家を借り、京都と東京の2拠点生活をするに至ったほどです。

一方、このような2拠点生活を繰り返す中、2020年に入ってからは京都府亀岡市にあるサンガスタジアム by KYOCERAで業務を行うことが圧倒的に増え、週に何度も京都市内の住居から亀岡市まで、いわゆる「通勤」を行うことが多くなってきました。

その通勤は、距離的・時間的には全く苦でもなかったのですが、一方でその移動を繰り返すにつれて、わざわざ京都市内に拠点を構えず、亀岡市に拠点を置けば良いのでは、という思いが頭を巡ってきたのでした。

そしてスタジアムに対する亀岡市内での存在や役割などを段々と知るにつれ、地元・亀岡の様子や動き、またその亀岡に住む人々の様子や考えを知ることによって、より地元に愛される提案ができるのではという思いが強くなってきたのです。

加えて亀岡の行政の方と情報交換を何度も重ねるにつれ、亀岡市のスタジアムに対する期待、そして亀岡市がこのタイミングをきっかけに将来に向けて色々と企てていることを知り、その熱にひかれていったことも事実です。

約20年間の社会人生活では、マーケティング関連の業務に携わることが多かったのですが、その際に大事にしてきたことに「現場感覚」があります。

ぼくは京都から亀岡へ通勤していたのですが、その現場感覚を十分知らずにスタジアムで業務を行っていることに対して、何となく居心地の悪さを少し感じていたのでした。

そうした思いを抱きつつ、週に何度も京都と亀岡を往復するなかで、亀岡への未知なる魅力にひかれ、 迷っているのなら進んでみて、ぼくも当事者となって亀岡の発展に関わる一人になろう、という思いから亀岡市に引っ越してきたという経緯です。

ブログで発信しようと思った理由

次にこのブログを立ち上げた経緯について書きたいと思います。

ぼくは自身の発信源としてツイッターをメインに活用しており、おかげさまである一定数のフォロワーを獲得するに至っています(とはいっても、もっともっとフォロワー数は伸ばしたい!笑)。

ツイッターはご存じの通り140字で自分の想いや考えを気軽に発信するツールでありますが、その気軽さゆえに限界があるのも事実です。またタイムラインはどんどん流れていくことから、情報を蓄積していくには不向きなツールであるのも有名です。

情報発信ツールとして、ツイッターではこの亀岡の様子を伝えるのには限界があるな、もっと多くのことを発信していきたいな、という思いからブログがベターではないかと思った次第です。

観光客は京都のたった1/20…

先ほど、ぼくが亀岡市に引っ越してきた経緯をずらずらと書いてきましたが、亀岡市の課題、そして将来を感じる産業が「観光」です。

実際に現在の数字を見てみると、京都からわずか20分の立地にありながら、オーバーツーリズムで悲鳴を上げている京都市からの観光客が、それほど多くは亀岡まで足を運んでいないという現実があります。

ここで京都府による「平成30年観光入込客数及び観光消費額一覧」というデータがありましたのでご紹介します。見ての通りで観光客の数で比べると、京都市の5,275万人に対して亀岡市はわずか292万人。その比は『20:1』という状況なのです。

京都府 平成30年観光入込客数及び観光消費額一覧

とはいえ亀岡が観光資源に乏しいかといえば、そんなことはありません。いや、どちらかと言えば恵まれていると土地と言えると思っています。

亀岡が誇る三大観光とその課題

実際に亀岡には、亀岡市のホームページでも紹介されている、亀岡三大観光と言われる「トロッコ列車」「保津川下り」「湯の花温泉」があります。

http://www.city.kameoka.kyoto.jp/sandaikankou/index.html

だが一方で、そのいずれもが亀岡の街全体の観光に、面として貢献しているかといえば、まだその力を街として十分に生かし切れておらず、全国的に名を轟かせる観光資源を有効活用できていない現実があります。

例えば「トロッコ列車」であれば、多くの人は京都市内の嵐山からトロッコ列車に乗るのですが、終点のトロッコ亀岡駅は亀岡市のはずれの場所にあり、そこからJR最寄り駅の馬堀駅までも少し距離があり、亀岡市内にまで観光客が流れていくかといえば、そういった導線を作れていない現状があります。

また「保津川下り」でいえば、亀岡駅から歩いて数分の場所に保津川下りの乗船場があり、船に乗る前に亀岡市内を周遊するという流れもあるにはあるのですが、一方で保津川下りを楽しみに来る方は、どうしても身軽な状態で船旅を楽しみたいというニーズがあるため、観光地の消費を支えるお土産購入を、保津川下りのゴール地点である嵐山でという考えから、亀岡ではあまりお土産を買わないという事情があります。

「湯の花温泉」についていえば、こちらはJRからはちょっと遠い場所にあり、一方で高速道路のインター降りたらすぐの場所という車でのアクセスについては最高と言ってもいいくらい好立地にあります。

そのため温泉目当てのお客様のほとんどは、京都や大阪から車でアクセスし、そのまま温泉に直行。お目当ての温泉とその旅館の食事を楽しんでそのまま帰宅、もしくは一泊した後に翌朝には、亀岡市内には立ち寄らず、次の目的地もしくは自宅へ車を走らせる、という行動パターンになっていると伺っています。

もちろん、これらを除いた亀岡の観光資源が魅力的でない、もしくはしっかり伝わってない、という状況もあるかと思うのですが、個人的には十分に魅力的な観光資源があふれる街が亀岡だと感じています。

つまり、亀岡三大観光と言われる「トロッコ列車」「保津川下り」「湯の花温泉」を活用し、亀岡市の他の観光スポットへしっかり導線を作り回遊させていくことが、個人的に感じる亀岡の課題であり、逆にポテンシャルであると感じています。

スポーツツーリズムで亀岡を変える、変わる

このような亀岡の街に2020年、JR亀岡駅の真横という好立地にサンガスタジアム by KYOCERAが完成したのです。

亀岡駅は、亀岡市の中心地に立地し、JR山陰線(嵯峨野線)のすべての列車が止まるという好条件に恵まれた駅でもあります。

そしてJリーグの公式戦は2週に一度、その試合のたびに京都サンガのサポーターはもちろん、アウェイの地から一定数が亀岡に応援のために訪れます。J1だろうがJ2だろうがJ3だろうが、クラブがある限り、試合がある限り、来場されるボリュームは変わりますが、1万人~2万人もの方が、この亀岡を訪れてきます。

つまり、スポーツツーリズムで亀岡の観光業を飛躍させるビッグチャンスが巡ってきたのです。

更にタイミングよくNHK大河ドラマでも、ここ亀岡市にも拠点を置いた明智光秀を主人公にしたドラマ放映ということもあって、観光業をより一層飛躍させるべく、鼻息荒いのが亀岡の今ということとなります。

「亀岡モデル」への挑戦がはじまる

スポーツツーリズムはまだ日本ではそれほどしっかり確立された産業とはなっていない一方で、これから日本人の働き方が変わっていく中で、余暇時間の過ごし方として大きな成長産業と期待されている状況にあります。

日本ではまだ、スポーツ観戦を核としたスポーツツーリズムでフラッグシップとなる街があまり見当たらない状況の中で、全国から注目と期待を集めつつあるのが、京都府亀岡市です。

そして、その中核に位置するのは「サンガスタジアム by KYOCERA」

全国各地では今、スポーツ庁を中心にスタジアムアリーナ構想の話しが出てきています。

スポーツを愛する一人として、微力ながらこのスタジアムアリーナ構想を側面から推し進める一助になればという思いを抱いています。スタジアムアリーナ構想のフラッグシップとして「亀岡モデル」を築き上げたいという野望を持っています。

スポーツ庁「スタジアム・アリーナ改革について
~これまでの検討状況と今後の関係府省連携の方向性~」
https://www.mext.go.jp/sports/content/1422775_03_1.pdf

ご縁があってスタジアムの仕事をさせて頂いていることもあるので、こうしたスポーツを核とした新たな産業の創出と、その受け皿となる街=亀岡がどのように変わっていこうとしているのか、当事者として日々の変化やその様子をまとめようと思い、表現に幅を加えられるブログ執筆を始めてみようと思いました。

一緒になってこの変化や発展を身近に感じ、そして楽しんでもらえればと思っています。

最後に。

約20年前の大学生の頃にライターの仕事をしていたので、文章をつづることに対する抵抗感はそれほど小さい方ではありますが、なにせ約20年は書くことから遠ざかっていますので、いつまで続けられるか分かりません苦笑。

皆さんから反響やコメントが、続けられる強いモチベーションになりますので、読まれましたら何らかのコメントやフィードバック頂けると幸いです。

ご精読をありがとうございました。

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