ソーシャルディスタンス時代のJリーグ観戦はどうなるのか。
それは誰にも分かりませんが、確実に言えることはしばらくの間、「三密」を避ける形での試合観戦を強いられることは想定されます。
先日、アメリカのコンサート会場を例にあげた記事が話題となっていました。
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この記事では、ソーシャルディスタンスを保ったコンサート鑑賞では、現行の約20%程度しか座席の販売ができなくなる、と述べられていました。
ではJリーグがこの記事のように、現在のスタジアムキャパシティの20%しか座席販売できないとなった場合、コロナ後の各ホームスタジアムのキャパシティはどうなるでしょうか。
またその場合にチケット入手の競争率、つまりチケット争奪戦はどれほど激化するのでしょうか。
2019年のJリーグクラブの平均入場者数、ならびWikipediaにおけるホームスタジアムのキャパシティを基にJ1・J2のクラブをシミュレーションしてみました。
競争倍率の高い順にご紹介します。
※公表された情報等による一般論から試算していいます
※Jリーグの実際のスタジアム運用がどう行われるかは不明です。また情報も持ち合わせていません
※自由席・指定席、シーズンシート等の取扱いにより変わる数字です。参考程度にご覧ください
コロナ前よりチケット争奪戦が5倍以上となるクラブ
ジュビロ磐田
2019平均入場者数 15,277人
スタジアムの現行キャパ 15,165人
コロナ後のキャパ(20%) 3,033人
チケット争奪戦競争率 5.04倍
コロナ前よりチケット争奪戦が4倍以上となるクラブ
松本山雅FC
2019平均入場者数 17,416人
スタジアムの現行キャパ 20,000人
コロナ後のキャパ(20%) 4,000人
チケット争奪戦競争率 4.35倍
川崎フロンターレ
2019平均入場者数 23,272人
スタジアムの現行キャパ 27,495人
コロナ後のキャパ(20%) 5,499人
チケット争奪戦競争率 4.23倍
湘南ベルマーレ
2019平均入場者数 12,848人
スタジアムの現行キャパ 15,690人
コロナ後のキャパ(20%) 3,138人
チケット争奪戦競争率 4.09倍
コロナ前よりチケット争奪戦が3倍以上となるクラブ
ベガルタ仙台
2019平均入場者数 14,971人
スタジアムの現行キャパ 19,694人
コロナ後のキャパ(20%) 3,939人
チケット争奪戦競争率 3.80倍
ヴィッセル神戸
2019平均入場者数 21,491人
スタジアムの現行キャパ 28,425人
コロナ後のキャパ(20%) 5,685人
チケット争奪戦競争率 3.78倍
清水エスパルス
2019平均入場者数 15,043人
スタジアムの現行キャパ 20,299人
コロナ後のキャパ(20%) 4,060人
チケット争奪戦競争率 3.71倍
ガンバ大阪
2019平均入場者数 27,708人
スタジアムの現行キャパ 39,694人
コロナ後のキャパ(20%) 7,939人
チケット争奪戦競争率 3.49倍
FC東京
2019平均入場者数 31,540人
スタジアムの現行キャパ 49,970人
コロナ後のキャパ(20%) 9,994人
チケット争奪戦競争率 3.16倍
柏レイソル
2019平均入場者数 9,471人
スタジアムの現行キャパ 15,349人
コロナ後のキャパ(20%) 3,070人
チケット争奪戦競争率 3.09倍
サガン鳥栖
2019平均入場者数 15,050人
スタジアムの現行キャパ 24,490人
コロナ後のキャパ(20%) 4,898人
チケット争奪戦競争率 3.07倍
名古屋グランパス ※豊田スタジアムで試算
2019平均入場者数 27,612人
スタジアムの現行キャパ 45,000人
コロナ後のキャパ(20%) 9,000人
チケット争奪戦競争率 3.07倍
大宮アルディージャ
2019平均入場者数 9,478人
スタジアムの現行キャパ 15,500人
コロナ後のキャパ(20%) 3,100人
チケット争奪戦競争率 3.06倍
チケット争奪戦競争率が3倍以下となるクラブは次ページに記載